
4分間のマリーゴールド3巻のあらすじ!
自らの死の期限を聞いた沙羅は、自分が死ぬ事のショックよりもそれをずっと言えずに黙っていたみことの苦しさを想像し「辛かったでしょう」と涙した。
そんな沙羅との結婚を決めたみことは、沙羅にプロポーズをした。
受け入れた沙羅だったが、籍を入れるのは今すぐじゃなくていいと、事実婚を条件にオッケーをした。
沙羅の言葉にしない声が聞こえた。
「自分がいなくなっても、俺に何も残らないように」とーーー・・・。
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※以下ネタバレ注意!!
4分間のマリーゴールド3巻のネタバレ!
廉兄に結婚の報告をすると、驚きながらも受け入れてくれた。
親父に報告したか?と聞いてきた。
父は、みことがこの家で寂しくならないか心配していたと言う。
廉兄が「家族の形」にこだわっていたのはそういう理由もあったのだろうと悟った。
「孤独を怖がるな」
「ビビリなお前に親父からのはなむけだ」
お酒を飲みながら、その後は酔いつぶれて寝てしまう廉兄。
廉兄からの祝福の言葉も後押しされ、やっぱり籍を入れたいと沙羅に話すみこと。
沙羅は目の前に手を出し、「視て」と言う。
「現実を見ずに行動してみことが孤独になってしまう事が怖い」
いずれくる悲劇をなかったかのように未来の事ばかりを話すみことの態度を心配する沙羅。
沙羅の夫として生きれるのは幸せな事だけど、怖くないはずがないと感じていた。
妻を失ってしまうという孤独。
共に生きなければ知らずに済んだ孤独が・・・。
沙羅の残す孤独を怖がってはいけないと覚悟した・・・。
みことは弟の藍に結婚を告げ、海外にいる母にも報告をした。
母は二人とももう大人なんだし自分で決めなさいと、あっさりと認めてくれた。
最近沙羅は、寝る間も惜しんで絵を描いていた。
「1年はかかる大作!」
その絵を描き上げたいと言った。
それはみことが初めて沙羅に贈ったマリーゴールドと救命士姿のみことだった。
「自分が生きた証」が欲しいのかもしれない。
ある日、救命で睡眠薬で自殺を図り昏睡状態の若者が搬送される。
その若者に触れた時、数日後に再び屋上で自殺を図る光景が見えた。
事実、数日後に同じマンションから通報が入り、みことがみた光景と同じものだった。
しかし、みことが必死に説得し、助ける事が出来たのだった。
「今はただただ生きて下さい!」
彼は明日、明後日、1年後・・・また同じ事を繰り返すかもしれない。
けれど、自分が見た光景が変わるのだと知り、希望を持つ事が出来た。
沙羅の運命も変えられるかもしれない・・・。
小さな希望の光が見えた瞬間だった。
そして二人の結婚式の数日前に母が海外から帰国し、家族全員が集合した。
母は二人の結婚をただただ祝福した。
久しぶりに食卓をみんなで囲み、賑やかで幸せな光景が広がった。
しかし数日後、衝撃的な出来事が待っていたーー・・。
結婚式のドレスを見に行く日に珍しく沙羅がわがままを言った。
去年から楽しみにしていた美術館の展示会で、見たかった絵が今日展示されるという。
みことは絵の事だから仕方がないと思い、夜勤明けだったので沙羅に車の運転を頼んだ。
それが運命だったのか、間違いだったのかは分からない・・。
美術館へ向かう道中に、二人が乗った車が居眠り暴走したトラックに激突されたのだ!
幸いみことは大きな傷を負う事はなかった。
しかし、沙羅を見ると頭から血を流し意識がない状態に・・・!
「死なないでくれ、沙羅」
「俺が絶対に助けるから」
動揺しながらも、救命救急士として冷静に応急処置を行うみこと。
しかし、一旦意識が戻った沙羅は小さな声で
「大好き」
と言ってまた意識がなくなってしまう・・・。
どうしてこんな事に・・。
しかも、今日は運命の日からだいぶ早い日だったのに・・・。
この後、一気に感動のクライマックスへと繋がっていくーーー・・・。
果たして沙羅の運命は?!
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4分間のマリーゴールド3巻の感想!
ついに完結です!優しく愛情深い作品、光に満ちた美しい作品!と評価が高いこの作品。
1年後に愛する人を失う事を知った主人公のみことが、一日一日をどう過ごしていくのか、その間どんな成長をしていくのか丁寧に描かれており、寂しさだったり恐怖だったり、負の感情も沢山出てきますが、それを恐れてはいけないと沙羅が諭してくれたりと、命を真正面から受け止め覚悟を決める所が心を打たれました。
この作品を読んで、改めて生き方、命の大切さを実感しました。
最後はどんなクライマックスだったのか、是非ご自身でお確かめください♪きっと感動的な最後になっているはずですよ♪
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