
4分間のマリーゴールド1巻のあらすじ!
主人公の花巻みことは新人救命士。
幼い頃3人の義理の兄弟ができ、一緒に住んでいた。
救命士になってからみことはある能力を持っている事に気付く。
「手を重ねる人の死の運命が見える」能力だった。
そしてそれは最愛の人、沙羅という義理の姉の死を予知してしまったのだった。
1秒で1年分この人を愛そう。1秒も後悔のないように・・・。
運命は本当に狂いもなくやってくるのかーーー・・・・。
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※以下ネタバレ注意!!
4分間のマリーゴールド1巻のネタバレ!
主人公の花巻みことは父一人子一人だった9歳の頃父が再婚し、母と3人の兄弟が出来た。
父は再婚後すぐに亡くなり、母はフリーのカメラマンで家にはほとんどいなかった。
兄の廉(れん)は元ヤンの警備員、紅一点姉の沙羅(さら)は画家、弟の藍(あい)は高校生。そして、飼い犬のしろと暮らしていた。
夏の朝、沙羅は決まってベランダを開けて絵を描いていた。
みことはしろの餌をあげるという口実でベランダへ出て、沙羅の真剣な眼差しを見つめるのが好きだった。
みことは沙羅の事を姉としてではなく恋愛感情で好きだった。そして、彼には特殊な能力があり、沙羅の1年後の未来を知っていたのだった。
みことの仕事は救命士。現場から医療機関まで傷病者に応急処置を行う仕事。
救命士になってその特殊な能力を知る事となる。
みことには手を重ねた人の最期が見える事だった。
その死はどんな手を尽くしても必ず現実となってしまう。
人の最期が分かっていても助けられないのなら意味がない。
こんな能力を持っていても自分には誰の命も救えない・・・。無力な自分を攻めながら毎日を勤務していた。
毎年、沙羅の誕生日には沙羅が好きなマリーゴールドの花束を贈っていた。
今日は沙羅の26歳の誕生日。今年も満面の笑みで喜ぶ沙羅。
みこと「庭にマリーゴールドを植えるはどうかな?1年咲くらしいし」
沙羅「1年中咲くマリーゴールドより1年に1度のみことの花束の方が良い」
沙羅「シワシワのおばあさんになっても毎年ちょうだいね」
笑顔でそういいながら軒下で居眠りする沙羅。
信じたくないが、彼女は1年後の27歳の誕生日に死んでしまう運命を予知していたのだった。
みことが救命士になったのは沙羅の一言だった。
みことが10歳の時に父が心筋梗塞で倒れた。
救急車を待つ間ただ泣くだけで何もすることが出来なくて後悔していた。
あの時何か出来ていれば父を助ける事が出来たかもしれない。
沙羅は、みことが自分を追い込むのは良くないと、こういったのだった。
「もしそう思って仕方なく思うんだったら、これから沢山の人を助けてあげたらいいよ!」
その言葉を受けて救命士になることを決意したのだった。
ある日、父のお墓参りへ行く二人。
おばさんに若夫婦と間違えられ二人で頬を赤らめる。
父のお墓に着くと廉と藍も来ていた。
長男だからと一番最初にお参りする廉は父親代わりとして責任を持っていた。
高校をサボっていた藍は廉に連れられてきただけで、当時小さすぎて父の記憶もほとんどないのかすぐに帰ってしまった。
二人で父にお参りをしながら、沙羅は言った。
「若夫婦って言われたね!(他人には)見えるんだね。でもさ、二人共結婚しなかったら一緒のお墓に入れるね!」
みことは、
「俺だけはずっとそばにいるよ」
父に手を合わせ、
「生涯何一つ祈らないと誓うから、どうか沙羅を助けてください」
と、心から祈るのだった・・・。
二人の気持ちは一層近づいていくのだったーーー・・・。
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4分間のマリーゴールド1巻の感想!
大好きな女性が一年後死ぬ運命にあることを知る主人公のみこと。苦しみながらもどうすることもできないもどかしさが表情や描写からひしひしと伝わってきます。
未来の運命の死を見ながらも救えない命があることを知りながら救命士の任務を遂行するという矛盾にも辛い気持ちを抱えていて、とても真面目で誠実な人柄が伺えます。
沙羅の笑顔がとても可愛くて、みことも愛しくて愛しくて仕方がない気持ちが分かります。
どうか、沙羅の笑顔が救えますようにと願うばかりです!興味のある人は是非!
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