
ある日突然、未来からやってきたという”私”。30歳になっても独身で、気になる幼なじみ・真之介が結婚したことを告げられて…!?
引用:まんが王国
こんな未来は聞いてない1巻のあらすじ
主人公の佳代(かよ)はファッションとメイクが得意なそこそこモテる女子高生。
まだ誰とも付き合った事のない佳代は、誰と付き合おうか迷っていた。
そんなある日突然、未来からやってきたという佳代が来て、幼馴染の真之介が高校時代の彼女と結婚するからその嫁の座を奪ってこい!と言ってきてーーー??!!
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こんな未来は聞いてない1巻のネタバレ
主人公の花園佳代(はなぞのかよ)はファッションとメイクが得意で、ちょっとおバカ?!
だけど、そこそこモテる女子高生。
何人かに告白されていて、どの人を選ぼうか迷っていた。
ガールズトークでは、
「大学で知り合った2、3歳年上の人と、24、5歳で結婚!がいいかなぁ♪」
特に将来なりたいものもなく、身の丈に合った未来で充分と佳代は思っていた。
後ろからキャーキャーとざわつく声が聞こえた。
幼馴染の相川真之介(あいかわしんのすけ)だ。
彼とは昔、家の庭で一緒にバスケをするくらい仲が良かった。
負けず嫌いの佳代を女だからと下に見ることなく、
いつも真剣勝負で戦ってくれるのが心地よくて、すごく嬉しくて。
だけど、中学に入ってメキメキ実力を上げた真之介とは差が歴然となってしまい、一つの事を感じてしまった。
あたし、真之介にずーーーっと女の子扱いされてなかったんだなぁ。
いつの間にか真之介に恋心を抱いていた気持ちも気付いたら終わっていた。
高校に入った真之介はバスケ部のエースで勉強も出来て、そこそこモテる佳代からみてもモテモテで、異世界の住人となっていた。
この先は真之介以外の人と出会って付き合って、結婚するんだろうと思っていた。
そう、ある女が現れるまではーーーーー。
「だけど残念でした。あんたは30歳になっても独身よ」
13年後の未来から来た「花園佳代」と名乗る女。
どうみても怪しく信じなかったが、くせっ毛、タレ目、爪の形などどれも自分そっくりでゾッとする。
生年月日と同姓同名の免許証まで突きつけられては否定しようがない。
三十路の佳代は、13年後に真之介が高校時代の彼女と結婚したから、
今の高校時代の佳代にその嫁の座を奪うよう説得しにきたのだった。
「あんたは真之介のことが好きでしょう??」
という三十路の佳代に
「好きじゃない!!関係ないしっ!!」
といいながらも、あまりに衝撃的な出来事にその夜一睡も出来なかった。
寝不足で頭痛がひどく教室の机に倒れ込んでいると、真之介が告られていると噂が聞こえてきた。
まさか、高校時代の結婚相手?!と、思わず真之介を探しに行くと、あまり喋ったことのない子だったから断ったとのこと。
なぜかホッとする佳代。
頭が痛いのに気付いてくれ、佳代の好きな飲み物をくれた。
タイミングが良すぎてうっかりときめいてしまった。
恥ずかしくて、つい付き合ってみれば良かったのにと憎まれ口を聞くと、
「お前こそどうでもいい男と付き合って泣きみるなよ?」
という真之介に、この前デートに誘われた男の子に返信してなかった〜とスマホを取り出すと
「まぁ、せいぜい頑張れ」
と、気のない返しであっさりと立ち去ってしまった。
そんなやり取りを、影から見ていた三十路の佳代が現れた。
「あんたは何を持って真之介の気持ちに終わったと決めているの?
あんたは悪魔で負けず嫌いで、真之介に振られるっていう決定的な”負け”を避けたくて
好きじゃないふりをしているだけ」
なぜなら、三十路の佳代は30歳になって真之介の結婚の話を聞いて、
初めてその事に気がついたと号泣してしまった。
佳代は、そんなに真之介にこだわる事ないし、
結婚できないのは自分自身の問題で、
他の男の子とうまくいけば回避出来るんじゃないかと思い、
この前告られた男の子とデートの約束をした。
三十路の佳代は「行って思い知るがいい」と言い残した。
当日デートを迎えるが、デート中も真之介の話題を出してばかりで変な空気になって上手くいかず、
このまま30歳になってもずっとこの調子かと思ったらゾッとして、思わずデートを抜け出してきてしまった。
こんなんじゃ、三十路の佳代が言った通り真之介に未練タラタラじゃん!
そんな事あるわけない!と、真之介に会いに行き、
「棒読みでいいから、試しに私のことかわいいって言ってみて!」
と言うと、真之介は心なしで言えるか、そんなもん。
と真っ直ぐな眼で佳代を見つめ、
「オレはな、出会った時からお前のこと可愛いと思ってるよ」
なーんつって!と笑ってごまかす真之介に、どストライクに射止められ腰を抜かす佳代。
「棒読みでいいって言ったじゃん、バカっ!」と顔を真っ赤にして走り出す
佳代に、まんざらでもなさそうな真之介。
ようやく自分の気持ちを自覚する事ができてほっとする三十路の佳代。
佳代は、三十路の佳代の言う通りこのままじゃダメなんだと思い知らされた。
この気持ちがある限り前へ進もうと決めた。
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こんな未来は聞いてない1巻の感想
テンポの良いストーリー展開と、可愛い絵のタッチであっという間に読み上げてしまいました!
今後の展開ではバスケ部の櫛田(くしだ)さんが恋のライバルなんですが、この子がまた本当にいい子で、見ているこっちも佳代の気持ちに感情移入し、もどかしい思いになりました。
意地っ張りでなかなか素直になれない佳代ですが、頑張り屋の佳代を応援したいです。
佳代が変わる事で三十路の佳代も変わっていくのでしょうか??
2巻も気になりますね♪
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