
飛ばし読みしてみる?
死役所1巻のあらすじ!
この世とあの世の境界に存在する「死役所」。
命を失った人達が行き場を迷わないようにと設置されたこの施設は、自殺、他殺、病死、事故死、全ての死者が訪れる場所であった!
総合案内係のシ村は全身黒づくめで黒縁メガネをかけた、いかにもお役所的な風貌をした男性。
ある日度重なるイジメを苦に、飛び降り自殺をした鹿野太一がやってきた。
そして、太一をイジメた張本人の牛尾もやってきてーーー??!!
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※以下ネタバレ注意!!
死役所1巻のネタバレ!
マンションから飛び降り自殺をした男の子。
名前は鹿野太一(かのたいち)、中学一年生。度重なるイジメを苦にした自殺だった。
「あれ?ここは何処?」
太一は顔から血を流し、足がぐにゃぐにゃに変形している。
死んだと思った太一が向かった場所は何やら大きな建物・・・。
「こんにちは。自殺ですね?」
ニッコリと微笑むその男性は、黒いスーツに黒縁メガネを掛け、いかにも真面目そうな風貌でたたずんでいた。
彼は「死役所」の総合案内係のシ村という。
人間は、亡くなった後、成仏するか冥土の世界を彷徨う事になるか、はたまた場合によっては働いたりするという・・・。
そんな人達の行く末を決める場所、それが「死役所」だ。
まず、太一はシ村に「自殺申請書」を書いてもらうよう頼まれ、イジメの内容を事細かに書かなければならず、イヤイヤながらも渋々書いていく。
太一には小さい頃両親が離婚し、その後は母が再婚して義父がいたが、太一の事は無関心だと思っていた。
亡くなる前に遺書は書かず、普段の日記にイジメの事や両親の事を書いていた。
シ村は日記だけだといじめられた相手を殺人犯としては裁けないし、死んだことも忘れられると太一に告げると愕然とする。
申請書を書くのを途中で辞め、フラフラとしながらその場を立ち去った。
しばらく階段に座っていると、半分顔が亡くなった女性が普通に歩いてきたり、ギョッとする。
そんな中、太一をいじめた張本人の牛尾が!!
会うなり太一に殴りかかる牛尾。
「てめーが自殺なんかするから俺が殺されるんだよ!!」
「殺されたって、誰に??」
「お前の親父だよ!!あのクソ親父に思いっきり轢き殺されたんだよ!!」
(お義父さんが僕のために・・・)
争っている中、シ村がその場に現れ、
「本日が手続きの締切のでしたが、どうなさいますか?」
死亡した日から49日以内に申請書を提出しなければ、無条件に「冥土の道」に行かなければならず、天国でも地獄でもない世界を彷徨う事になるという・・・。
牛尾は、太一のせいで殺された罰として提出するなといい、俺は一人で天国に行ってやると言い残し去っていった。
お義父さん、僕のせいで牛尾なんかを殺させる事になってしまって・・・。
太一はお義父さんが死んだら再び会いたいと思い、なんとか会う方法を探すが見つからず、結局自殺申請書と成仏許可申請書を提出する。
牛尾は殺された身だから間違いなく天国へ行けると思い込んでいたが、「成仏の扉」へ進んだ牛尾は突然底が開き、地獄行きへと追いやられてしまった。
悪質な強要、傷害、間接的な殺人、地獄行きの要素は揃っていたのだった。
成仏許可書の紙を持ちながら、太一はシ村に言った。
「お義父さんが死んでここに来たら伝えて欲しいんですけど・・。」
「迷惑かけてごめんなさい、いや、今度生まれ変わったら良い親子に・・・でもなくて、お義父さんともっと色んな話をしたかったって・・・。大丈夫ですか?」
シ村「いいですよ。お客様は仏様ですから」
とニッコリ笑った。
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死役所1巻の感想!
この作品の「死役所」という場所が日本の役所に似せて描かれていて、亡くなったら本当にこんな場所があるんじゃないかと思わせてくれます。死役所の職員は大きな罪を犯し、「死刑で亡くなった人」が対象に当たります。なぜ死刑になり、今はどんな仕事を任されているか、回を進めながら少しずつ明らかになっていきます。
亡くなってから義父の愛情を初めて感じた太一君。イジメの事を少しでも相談できていれば命は救えたのでしょうか・・・?切ない中にも温かみのある物語でした。興味のある人は是非♪
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