
資生堂のウェブ花椿にて連載されていた「ダルちゃん」の単行本化の完結編!
心が奮い立たせる程の濃い内容!ネタバレ感想を紹介していきます♪
ダルちゃん2巻のあらすじ!
産休に入ったフクダさんの代わりに新しく事務方のリーダーとなったヒロセと食事をし、意気投合したダル美。
このまま帰りたくないと、ヒロセの部屋へ行った。
そこで素に戻ったダル美がダルダル星人の姿で泣いてしまう・・・。
しかし、ヒロセはその姿を見て気持ち悪く思うどころか、優しく自分のベッドを貸してくれた。
そんなヒロセに心を打たれ、ダル美はヒロセの手を取り愛し合ったーーー・・・。
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※以下ネタバレ注意!!
ダルちゃん2巻のネタバレ!
ヒロセと愛し合った後、ダル美はベッドから起き上がり、ノートに「詩」を書いた。
それをきっかけに、ダル美は心の中から湧き出てくる言葉を次々と「詩」として思いをつづった。
ダル美に「これ」というものが出来た瞬間だった。
ヒロセと付き合う事になり、初めて出来た彼氏は幸せそのものだった。
「他の人達がどこへ行くとか 何が人気とか
そんなのどうでもいい。 河原だろうが
道端だってどこでもいい どうだっていい
一緒にいられたら それだけでいい」
そんな生活を過ごしていたが、ヒロセには自分が詩を書いている事を話せないでいた。
ある日、サトウさんに自分の書いた詩を見せたダル美。
「素敵。ダルちゃんのそのままで書いてるって感じがする」
そして、ダル美の詩を公募に出してみたらと提案される。
更にサトウさんは結婚を前提に付き合っている人がいるとダル美に教えてくれた。
サトウさんの幸せに心から喜ぶダル美。
サトウさんはずっと一人で生きていくと決めていたけど、人生は何があるか分からないと語った。
ダル美にどこか似た感じがすると、今度ダル美にその彼を会わせたいと言った。
すると、ダル美のスマホに公募に出していた詩が選ばれたというお知らせのメールが来た。
自分のことのように喜んでくれるサトウさんだったが、嬉しい反面、一人複雑な気分のダル美だった。
ダル美はついにヒロセに詩を書いている事を告白し、公募で選ばれた詩も読んでもらった。
すると、ヒロセは「こういうの辞めてほしい」と言った。
ダル美の詩を通して、自分の人生を他人に覗きこまれているような居心地の悪さを感じてしまうと。
ヒロセの事を失いたくないダル美はもう詩は書かないと約束をした。
それから自分の気持ちを押し込め、また元の何の取り柄もない普通の女の子に戻ったダル美。
そんな時、サトウさんの彼氏と初めて会う事になった。
すると、なんとその彼はダル美と同じダルダル星人だったのだ!
彼の『ある言葉』に突き動かされ、再び詩を書き始めたダル美。
本当にやりたい事を見つけたダル美の人生は、犠牲を伴いながらも更に充実したものへと加速していくーー・・!
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ダルちゃん2巻の感想!
連載当初から大反響だったダルちゃんついに完結です!
ダルダル星人って結局なんだったの?発達障害?など、読む人によって感じ方が違う!と、賛否両論ですね。
確かに抽象的で題材が難しいだけに、色んな意見があると思いますが、私が思う「ダルダル星人」とはアイデンティティの確立の話なのかなと感じました。
自己肯定感が低く周りの人間よりも自分は劣っていると感じ、必死に他人のマネをして生きてきたダル美が、初めて恋愛を経験しながら詩という趣味を見つけ、自分らしさを見出していく。
誰だって『普通の人間』なんていないんだよ、自分は自分でいいんだよ。
だけど、社会で生きていく為に時には擬態=自分を取り繕う事も必要だよね・・・。
といった内容なのかなと思います。
「生きる」をテーマにしたこの作品。手に取ったあなたはどう感じるでしょうか?!
是非ご自分の目で確かめてみてくださいね♪
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