
資生堂のウェブ花椿にて連載されていた「ダルちゃん」がついにフルカラーで単行本化!
社会で生きづらい主人公に「ダルちゃんは私!」「心に染み渡り涙が止まりません!」など大反響を読んでいるこの作品のネタバレ感想を紹介していきます♪
ダルちゃん1巻のあらすじ!
主人公はダルダル星人のダル山ダル美。
ダル美は丸山成美という24歳の派遣社員として仮の姿で生活していた。
というのも、本当の姿だと他の人にビックリさせちゃうので、ちゃんと人間に見えるように惜しみない努力を続けていた。
毎朝シャワーを浴びて、とっても苦手なストッキングを履いて、ハイヒールを両足突っ込めば立派なハケンシャイン「マルヤマナルミ」の出来上がり。
成美の完璧な「擬態」で会社の人達は誰も成美の事をダルダル星人だとは気づかなかったーー・・。
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ダルちゃん1巻のネタバレ!
ダル美の幼少期はまだ「擬態」を知らず、周囲に馴染めず苦労を重ねた。
しかし、周りにいる人間達のマネをして誰にもダルダル星人だと気づかれないようにしようと思い至り、必死で近くにいる女の子を観察して観察してやっと普通の女の子に見える容姿とふるまいを覚えた。
けれど、時々モノマネをしすぎて同僚と好きでもないパンケーキを一緒に食べに行く約束をしたり、本当は自分が何を考えているか分からなくなる時があった。
そんな時は職場のトイレの個室でダルダル星人に戻り、息抜きをしていた。
会社での仕事も慣れるまでは大変だったが、毎日同じ事を繰り返しているうちにすっかり慣れ、そんな自分に居場所をくれる会社がとても好きだった。
けれど、会社の飲み会に関してはものすごくニガテだった。
なぜなら飲み会の場でのルールや役割が明確ではなかったから。
ダル美はその空間でどう振る舞えばいいのか分からなかった。
そんな時、営業のスギタがダル美に絡んできた。
返答に困り、向かいの同僚が上司に対して言っている言葉をマネして返事をするダル美。
スギタに「ドジそう」と言われても自分はダルちゃんだから仕方ないと思った。
完璧にスギタのペースで会話が進む中、ダル美はひたすら同僚が言っていたセリフを繰り返し、スギタが笑っているから大丈夫と思いながらも少し辛くなってきた。
そんな時、あまり話したことのないサトウさんがダル美を睨み、突然「帰るよ」と言ってその場を二人で抜け出した。
突然の事でサトウさんの後ろを歩きながら何か怒らせてしまったのだろうかと心配するダル美。
サトウさんは
「私はあなたにそんな風に自分を扱ってほしくない」
と告げた。
スギタはダル美を侮辱する発言を繰り返していたにも関わらず、笑顔で応じていたダル美に対して腹を立てていたのだ。
「あなたの尊厳を踏みにじる奴らにあんな風に笑いかけちゃダメだよ」
「簡単に漬け込まれて人生を支配されちゃうよ」
と言い、去っていった。
ダル美はなんでちゃんと話した事もないサトウさんにそんな事言われなきゃいけないんだろうと、帰宅したベッドの中で、自分が世界で一番惨めで汚い雑巾になったような気がした。
スギタに言われた事は後からも思い出せなかったし、笑ってるスギタを見てダル美も嬉しかったからいいじゃない・・。
上から人を見下して優越感に浸っているのはサトウさんなんじゃないの?
と、今まで自分が嫌われないように気にかけてきたダル美が初めてキライになった人物はスギタではなくサトウさんだった。
ダル美はスギタを好きになる事でサトウさんが言った事は間違っていたと思わせるようにしようと決めた。
スギタから二人で飲みに行こうと誘われ、(サトウさんに)勝った!と喜ぶダル美だったがーー・・?!
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ダルちゃん1巻の感想!
まず、今の自分は仮の姿で人間の姿に擬態しているという発想が今までありそうでなかった展開で、なるほどな〜と感じました。
ダルちゃんの生きにくさだったり、みんなのマネをしないと共存出来なかったりする現実に、これって世の中の女の子全般がそうなんじゃない?と共感する人が沢山いました!
サトウさんとの出会いがダルちゃんにとってキーワードになりそうですね♪
社会で生きづらさを感じている人、周りに似たような存在がいる人、そんな方は是非ご自身の手にとってご覧になってみてくださいね♪
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