
村山渉先生の漫画「それでも僕らはヤッてない」1巻のネタバレと感想を紹介しています♪
時田晃介(29歳)は大手住宅メーカーに勤め、充実した社会人生活を送っていた。この年になっても女性経験がないことが悩みの彼は、かつて想いを寄せていた同級生と再会する。昔と変わらない笑顔に、相手もまだ処女かもしれないと期待する時田だが…。
引用:まんが王国
それでも僕らはヤッてない1巻のあらすじ!
主人公の時田晃介(ときたこうすけ)は29歳の童貞。根が真面目で大人しい性格。
大手の住宅メーカーに就職し、毎日やりがいを感じながら生活していた。
ある日、キャバクラで知り合った女の子に好意を寄せられ童貞脱却のチャンスがあったが、好きな人じゃないと出来ないと断る時田。
時田には学生時代に密かに想いを寄せていた人がいて、そんな時、彼女と偶然再会する。
当時と変わらない笑顔で話しかけてくる彼女に、自分と同じく処女なんじゃないかと妄想する時田だったが、彼女の口からは想像できない答えが返ってきたーーー。
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それでも僕らはヤッてない1巻のネタバレ!
時田晃介は大手住宅メーカーに勤める29歳。
根が真面目な性格で、縁がないまま未だに童貞だった。
その日は先輩に連れられキャバクラへ。席が隣りになったキャバクラの女の子に、見た目からして童貞だといじられる。
何度も「童貞」を連呼され、もう二度とくるか!と店を後にしようとすると、先程の女の子が時田を追いかけ声を掛けてきた。
「時田さん、もう少しご一緒しませんか?時田さんの今どき稀にみる真面目さがちょっと魅力的かも」
と、いいラブホに連れ込もうとする。
「私が時田さんの初めて奪っちゃいたい・・・」
と、明らかに誘ってくる女の子だったが、時田は
「好きでもない女性と出来ない!」
と、その場を逃げ去ってしまう。
女の子は去っていく時田を呆然と見つめながら「・・・ダサっ」と口ずさんだ。
時田は走り去りながら、なんでせっかくのチャンスを棒に振ったんだと後悔していた。
好きな人以外しないなんて、そんな事言える立場か・・?俺は。
時田には忘れられない学生時代の女性がいた。名前は藤野陶子(ふじのとうこ)。
もう何年も会っていないけど、いい年だしきっと家庭を持って幸せになっているかもしれない。
そう思いながらいつか何処かで会える日を夢見ていた。
そういえばあのキャバクラの女の子、彼女に目もとが少し似ていたな・・・と感じていた。
毎日やりがいを感じながらハウスメーカーの仕事をこなす時田。
仕事を通して人々の幸せを垣間見る瞬間が好きだった。
しかし、今日は意見の食い違いがある夫婦を目の前にし、自分は無力だと痛感し落ち込んでいた。
溜め息をつく時田に先輩が声を掛けてくる。
この前キャバクラの女の子と帰りに一緒にいたのを目撃されており、一皮剥けたか?
と聞かれるが、否定する時田に
「お前は世の中に色んな人間がいる事をもっと知れ。特に女を知らないと出世も出来ないぞ?」
と忠告を受ける。
ある日、後ろ姿が陶子に似た親子が展示場に来店し、「藤野さん?!」と思わず声を掛けるが人違いな事がわかり、彼女の事を考えてばかりだからこんな事になるんだ・・・と考えていると、中年の女性から娘を探して欲しいと頼まれ、一緒に探していると、クローゼットの中から女性の声が。
「すみません、だれかここ開けてくださ〜い」
と閉じ込められた様子で、時田がクローゼットを開けると
「あーーー!!!時田君だよね!!」
「あれ?覚えてないかな?私、高校の時一緒だった藤野陶子」
顔を真っ赤にさせながら呆然とする時田に陶子は自分の母を紹介し、昔を変わらない笑顔を見せた。
実母と家の建て替えの相談に来たという彼女に、まるであの時から時が止まったような感覚に陥り、彼女も処女なんじゃないかと完璧油断していたら
「私なんか、バツイチで実家に戻ってて肩身狭いんだ。幸せってなんだろね!」
と、エヘヘと笑いながら話す陶子に隠しきれないショックを感じていた。
俺がぼんやり生きている間に恋愛して結婚して幸せな新婚生活を送って・・・でも、楽しいだけじゃなくてきっと辛い事も沢山あって離婚して・・・自分には想像もつかないような経験をした彼女を想像し落ち込んでいると、状況を知った先輩は
「まぁ、確かにバツイチと童貞じゃ釣り合わないかもな!」
と他人事のようにケラケラと笑う。
29歳にして童貞という理由も、特に女性に対してトラウマ的なものもなく、ただただ縁がなかったと話す時田。
ただ、仕事を通じ色んな家庭を見てきて、自分と相手の未来が想像できない。色恋沙汰の末の結婚、家庭を築くというゴールが自分には重たすぎるとも言った。
先輩は、そんな先の事を思って付き合うヤツなんていない。相性もヤッてみないと分からないだろ。
と再びケラケラと笑った。
そんな矢先、陶子と母が打ち合わせの為、モデルハウスへ訪れる。
先輩がぼそっと食事に誘えとアドバイスを送る。
打ち合わせの後、勇気を出して食事に誘う時田に隣にいた母も賛同してくれたが
「そういうのは、ごめんなさい」
と謝りその場を後にする陶子。
帰り道に母からバツイチだって知ってて誘ってくる人なんて滅多にいないのに、どうして断ったか聞かれる陶子は、
「あんまり期待して後で傷つくのは嫌だな」
と答える。
陶子は別れた旦那の事を思い出していた。
精一杯の愛情表現で離婚届を差し出し、やっぱり陶子しかいないと気づいて欲しかったのに、あっさり別れる事になってしまった時の悔しさ。
あんな思いはもう二度としたくないと思っていた。
母は、
「ちょっと慎重になりすぎね。別に彼(時田)のこと嫌いじゃないんでしょ?」
というと、ハンカチをモデルハウスに忘れたから陶子に取りに行ってと半ば強引に頼んだ。
一方、撃沈した時田はやっぱり急に食事に誘って変な風に思われたに違いない!と反省していた。
すると、
「時田さんですよね?」
と一人の若い女性が声を掛けてきた。
この前社名を聞いてそれを頼りに時田を捜していたという女性。
そこに運悪く陶子が戻ってくる。
女性は陶子が来た事に気づかず
「さっき女の人と話しているの聞きました。私だったら時田さんの誘い断りませんけど」
「私とじゃ駄目ですか?」
と言われ、それを聞いていた陶子は私の事は気にしないで、ただ忘れ物を取りに来ただけと言い、
結局女の子と二人でうどんを食べに行くことに。
(なんで俺は知らない子とうどんを食べているんだ?)
女の子は、
「さっきの女の人にフラレていなかったらここに連れてくる予定だったんですか?初デートでありえなくないですか?」
「・・・・・・・・」(財布の中をみたら持ち合わせがなかった)
「フラレてよかったですね。時田さんの計画性のなさに幻滅する事間違いなしですよ」
「やっぱり時田さんって童貞ですね」
と、グサッと言われる。
食べ終わりこの後どうすんだろと思っていると、女の子がこの前のキャバ嬢という事に時田はようやく気がついた。
キャバ嬢、キャバ嬢と連呼する時田に女の子は
「一応普段は真面目に大学通ってます。名前は芹沢亜矢奈(せりざわあやな)と言います」
と、いい突然押しかけてすみませんという彼女に意外といい子なのかも?と感じる時田。
気がつくと一緒にラブホに入り亜矢奈は襲おうとするが、
「絶対ゲーム感覚的なノリだろ?!これは罠だって分かっているんだぞ!」
とこの期に及んで言う時田。
「前にも言ったけど、俺はっ、好きな人としか・・!」
「順番が逆でもいいじゃないですか。私は時田さんに好きになってもらう自信あります」
と裸になり誘惑する亜矢奈。
時田は亜矢奈を受け入れてしまうのかーーー??!!
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それでも僕らはヤッてない1巻の感想
誠実で真面目な主人公の時田は、好きな人と結ばれたいと思う硬派な青年で、仕事に関してもやりがいを感じながら来客する人々の人生を垣間見ながら、自分自身も見つめ直しています。
先輩のいうアドバイスも個人的には大いに頷ける部分はありますが、消極的で臆病な時田は積極的に恋に動くのを拒みます。
女性からしてみたらもっとリードしてもらいたいとうずうずしてしまう時田ですが、それを魅力と感じる亜矢奈は結局時田から受け入れてもらえるのでしょうか?そして陶子との関係は?!
興味のある人は是非♪
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